スタッフのAです。
先日、SEEDさんが『近視遺伝子チェック』の勉強会を行ってくださいました。
『近視遺伝子チェック』とは、口腔粘膜から遺伝子を解析し、近視発症の潜在的な遺伝リスクを5段階で判定するキットです。※診断用ではないそうです。
検査方法はとっても簡単です。
キットの中に入っている綿棒で口腔内粘膜を自分で(もしくは保護者)採取し、その綿棒と同意書を返信用封筒に入れて送る。
そうすると後日、判定結果が送られてきます。
その結果により近視遺伝子のリスクがあるとわかれば、近視になる前に眼科医やスタッフと共に近視リスクを低くするように取り組めるということです。
これは「いいな!!」と思った理由は自分の経験からあります。
私は阪神淡路大震災で被災した時に、コンタクトも眼鏡も破損し、しばらくハッキリ見えない生活で、大きな不安を抱えたことがありました。
そして息子は成長期で近視になり、思っていたより早いスピードで黒板の字がハッキリ見えなくなりました。
(今は松葉眼科の診察とアトロピン治療。ストレスフリーなニコン リラクシー眼鏡を使って近視の進行を少しでも遅らせる治療を行っています!)
どの経験も事前に近視遺伝子のリスクがあるとわかっていれば、回避できて不安を抱えなくてもよかったのではないかと思います。
松葉眼科では近視遺伝子検査キットを導入しております。
転ばぬ先の杖ではないですが、ご自身のご家族の眼の未来を考えてみてくださいね。
(2023/05/21)