
専門医について
眼科専門医制度とは、「眼科学の進歩に応じて、眼科医の知識と医療技術を高め、すぐれた眼科医の養成と生涯にわたる研さんを図ることにより、国民医療に貢献することを目的※」として、日本眼科学会が定めた制度です。
※日本眼科学会専門医制度規則第1章第1条より
眼科専門医として認定されるためには厳しい条件があり、日本眼科学会による試験に合格する必要があります。
その条件は次の3つです。この3つを全てクリアして初めて、「眼科専門医」として認定されるのです。
- 研修施設として認定された大学や病院で所定の研修科目に基づいて、5年間の眼科臨床研修を受けること
- 日本眼科医会会員の医師であること
- 専門医認定試験(筆記、面談)に合格すること
この試験は、合格条件が厳しく、年々難しくなってきています。
そして、この眼科専門医資格は永久に保証されるものではなく、5年ごとの資格更新手続きが必要となります。
認定試験と同様、この資格更新時にも、眼科専門医としてふさわしいかどうかの厳しい条件と実績が必要となっているのです。