『建設と解体と私の心』スタッフブログVol.311

眼科の事務を担当しておりますAです。

先日、車が行き交う道路を挟み、右側には昔からある建築物を取り壊し、その左側には新しく建築物を建設している風景をベランダから見て、
なんとも言えない心持ちになりました。

取り壊す方は、惜しまれながら思い出を少し残すようにして解体が直ぐに決まりました。
しかし、建設する方は、今までの環境や生活が変わることなど抵抗があり、
なかなか決まりませんでした。

形がどんどん崩れていく様と出来上がっていく様。
自分に置き換えて考えてしまい、真逆の感情がぶつかり合い、いろんな物事が頭の中でグルグルと追想。

新しい事を取り入れようとする時は、どんな事柄も労力がいる。
流行りの服やコスメ 、スイーツは直ぐに着手できるのに…

新しい事を提示されると、
今までの居心地の良さにどっぷり浸かっていたのか否定してしまうことがある。

若い頃は強気ではね飛ばし否定できていましたが、
少しずつ年を重ねるとそれでは都合が悪い。
はね飛ばすエネルギーがないのか、
家族を思う時間ばかりで受け入れる余裕がないのか、
はたまたもう若くないのだから頑張っている自分が恥ずかしいのか。。。
洗濯物を干しながらその風景を見て考え込んでしまった。

自分の中の答えは…答えは…

そもそも、人間も古い細胞が壊れて新しい細胞が生まれる。
誤った細胞が生まれると病気になることもあるし、
壊れるばかりでは生きていけない。
新しく誤りのない細胞を生まなければいけない。

そうか!!
自分の考えだけでは視野が狭く、
誤った細胞(考え)を生んでしまうかもしれない。
だから、新しく提示されたことを受け入れて、試行錯誤しながら進んでいけばいいのか??と答えが出た。

私の思索にお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m
よかったらいろいろ考えてみてください。

2020/12/08

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