子どもの近視抑制メガネ(MCレンズ)

近視の進行を抑制するMCレンズ

 

MCレンズとは?

 

MCレンズは、お子さまの近視進行を抑える為に特別に設計された、世界初の眼鏡レンズです。

長時間の細かい作業のピント調節など眼への負担を軽減し、手元作業時の緊張を緩和します。

また、児童用の小さいフレームを考慮して設計されている為、快適な掛け心地を得ることができます。

 

 

MCレンズは近視進行の抑制に一定の効果があることが実証されています。

 

 

MCレンズによる近視進行抑制は、科学的エビデンスによって効果が支持される数少ない近視進行抑制法の一つです。

科学的医療を実践する情報インフラとして有名なコクラン・ライブラリーによれば、この眼鏡を正しく使用することで、一定範囲で、学童期の近視進行が抑制されると結論されています。

MCレンズを使用した近視進行の抑制の実証研究が4年間にわたって岡山大学眼科で行われました。

その結果、通常の単焦点眼鏡に比べてMCレンズ の方が15%近視の抑制に有効であったと結論づけられました。

 


※参考文献 Investigative Ophthalmology&Visual Science(2008年7月号巻頭)・

題名「Effect of Progressive Addition Lenses on Myopia Progression in Japanese Children: A Prospective, Randomized, Double-Masked,Crossover Trial

(累進屈折力眼鏡による近視進行予防トライアル)」・著者名 長谷部聡ら(岡山大学眼科)

※ただし抑制効果には個人差があります。


MCレンズが近視進行の抑制に効くのはなぜ?

近視の進行を左右する環境要素は手元での作業です。

通常の状態において、至近距離にあるものを見る場合、眼の筋肉を使ってピントを合わせようとします。

この過程は“調節”と呼ばれています。至近距離を見るときに必要なこの“調節”を手助けすることで、近視の進行を抑制することが可能だと考えられています。

この方法を取り入れたのがMCレンズです。

目の断面図

MCレンズのしくみ

MCレンズのしくみ

MCレンズご使用の目安

 

7歳頃を目安に近視が進行し始めたら装用を開始して下さい。

一度進行した近視は治りにくいので、早期発見・早期抑制が大切です。近視の急速な進行は成長期と重なります。

7歳頃から始めて、18歳頃までは抑制を続けましょう。

 

MCレンズについてのQ&A

 

Q. MCレンズはすべての近視児童に効果がありますか?

A. 子供用に特別に設計されていますので、全ての近視児童に適合します。
※抑制効果には個人差があります。

 

Q. 近視がどの程度進行したときにMCレンズを使用し始めるのが効果的ですか?

A. 手元作業時の眼の緊張を助けることによって、近視の進行を抑制するよう設計されています。

近視が判明した、なるべく早い段階で使用し始めてください。

 

Q. MCレンズは一日何時間位装用すればいいですか?

A. 可能な限り、起きている間はずっと装用してください。

(掛け外しを頻繁に行うと効果が出ない場合があります)

 

Q. MCレンズをかけたまま運動しても大丈夫でしょうか?

A. 激しいスポーツをする場合は、外した方が安全です。

Q. MCレンズにはUVカット機能はついていますか?

A. はい、標準でUVカット機能がついています。

Q. レンズのかけ替えサイクルはどのくらいですか?

A. お子様には、少なくとも年に2回検診を受けてもらってください。